突然連れて来られた山の中で
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数年前の夏、私は、壮大な野外エッチを体験しました。
私は、当時、20代半ばの会社員でした。
そして、お相手は、遠距離恋愛をしていた現在のパートナー。
彼は、私より3才年下の男性で、専門職として仕事で活躍しており、頼もしい彼氏でした。
そんな彼が、私の実家に泊まりがけで遊びに来た際に
「行きたいところが、ある」
と突然、言いました。
私は、一体どこに行きたいのか、全く見当がつきませんでしたが、彼の提案に了承し、その場所に連れて行ってもらうことに。
その日の夜、彼は、マイカーに私を乗せると、市内に向かって車を走らせました。
街のほうに行くのかな?と想像していた私の考えとは、裏腹に、市内に向かっていた車は、田舎の地域へと進出しました。
そして、遂には、彼の車は、山の中を走行していったのです。
「こんな遅い時間に、山に行くの?」
「うん、そうだよ」
私は、不思議に思うと同時に、こんな暗い山に来て、一体何をするのか、疑問で仕方がありませんでした。
とにかく、山の中なので、街灯もなく、ただひたすら真っ暗な道を進むのです。
少し、怖ささえ感じました。
そうこうしながら走ること30分、彼が
「もうすぐ着くよ」
と、私に声をかけてきた。
「やっと着くんだね、一体、こんな暗い山の中に、何があるのよ…」
「車から降りれば、わかるさ」
そして、車は、山の頂上らしき場所に到着。
「降りてみて」
彼に促され。
私は、車を降りた。
でも、そこは、ただの真っ暗な駐車場。
「少し、歩こう」
そう言った彼の後ろ姿を、恐る恐る私は、ついていった。
一体、なぜ、こんな真っ暗な山の中に、私を連れてきたんだろう…とブツブツ考えていると、私達は、草原のような広場に着いた。
そして、
「上を見てごらん」
「え?上??」
と言って、彼の言う通り、上を見上げると…
「…!!」
そこには、満点の星空が、夜空を彩っていました。
「…すごく、、綺麗。」
「美月に見せたかったんだ」
あまりにも、綺麗な星空に、私は息を飲み、そして惚れ惚れと眺めた。
「私、地元民なのに、こんな場所、知らなかったよ」
「調べたんだ。美月の故郷で、星空が綺麗なところ」
私が、知らないところで、そんなことをしてくれていたなんて…。
思わず、彼に対する愛おしさが溢れかえった。
「ありがとう。凄く綺麗で。感動してる」
「喜んでくれてよかった・でもね…この世界で、僕にとって、一番綺麗なのは、あなただよ」
そう言った彼は、私の目をまっすぐ見つめて
「美月、愛してるよ」
と言い、私に、そっとキスをした。
彼の熱い言葉と、優しいキスに、私の感度は最高潮に達していた。
「ねぇ、誰もいないよ」
「うん」
「私、今、ここでしたい。愛し合いたい」
「いいよ」
そう言った彼は、広場にある、休憩所に私を引き連れると、まずは、ギュっと抱きしめて、キスの続きをした。
彼の温かい舌が、私の口の中に入り、弄っていく。
唇も口の中も、彼に、されるがまま。
大好きな相手とのキスだ。
気持ちよくないわけがなかった。
私は、欲望の赴くがままに、キスをした。
守りから一転、攻めに入り、彼の体を壁に押しつけて、激しく口内をかき乱してやった。
彼も、私の積極的なプレイに興奮してきたようで、股間のイチモツがギンギンにたっていることが、足から伝わる感触でわかった。
チュッ、チュパッ、わざと、いやらしい音をたてて、唇を吸い上げると、
「今日はとてもエッチだね」
と彼が、嬉しそうに笑っていた。
そして、私の衣服を、いとも簡単に脱がせると、私の全身を、彼の舌が這っていく。
「…っぁ」
吐息が漏れる私にも、お構いなし。
彼の焦らし攻撃は、手を休めない。
一体、どれだけ、体を愛撫されただろうか。
もう私の性欲は、我慢の限界でした。
「…欲しい。一緒になろう」
とポツリと言う私。
「その言葉を待ってたよ」
と、優しく微笑む彼。
そして私は、恥ずかしげもなく、裸で彼の上に跨った。
騎乗位の体制になると、激しく腰を上下に振っていった。
勿論、彼の腰振りと、息をあわせて。
「ぁあっ、あぁぁっんっ、、、気持ちいいい、あぁ」
場所が野外のせいか、部屋で行われるSEXとは、比べものにならない解放感が私を包んだ。
「外で、、、、やると、、こんな、気持ちいんだね、、あぁぁ」
解放感と快楽で、いよいよ、私も限界。
すると、彼が
「…美月、上見て。綺麗だよ」
「…ほっ…んと」
腰を振りながらも、上を見上げると、最高に綺麗な満点の星空が、私達の真上にあった。
私達は、騎乗位をしながら、真上の星空を堪能しつつ、最後は、いつものSEXよりも盛大にイッテしまいました。
野外のSEXがこんなに、気持ちいいなんてと余韻に浸っていると、
「月が綺麗だね」
と彼が私を見て一言。
それは、言い換えると
「あなたのことを、愛しています」
という意味。
何もかもが、ロマンチックで暑苦しい彼。
でもそんな熱い男が世界で一番大好き、そして、Hも激しく燃えてしまう私達でした。